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RSウイルスを知っていますか?
夏もいよいよ本番!
適切にエアコンを使用し、こまめに水分・塩分を補給して熱中症を予防しましょう。
そんな暑い毎日に季節外れの風邪のような症状が現れたら、もしかしたらRSウイルス感染症、ということもあるかもしれません。
RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
これまで夏頃から流行し秋にピークがみられていましたが、最近は春から初夏に増加がみられています。
症状としては発熱、鼻水、咳などの軽い症状から重い肺炎までさまさまです。2歳までにほぼすべての乳幼児が感染するとされており、小さなお子さんがいる家庭では耳にする機会が多い病気かもしれません。
RSウイルスの発症の中心は0歳児と1歳児ですが、飛沫感染、接触感染で大人も感染します。風邪に似た症状であることも多いので、RSウイルスに感染していると気づかないこともあります。
身近な乳幼児に気になる症状がある場合には、可能な限り接触を避けることが発症予防につながります。
*お子さんの受診の目安に迷ったらこちらもチェック
▶︎こどもの救急
こんな方は要注意!
高齢の方、喘息、COPD、心疾患など慢性の基礎疾患がある方、免疫機能が低下している方がRSウイルスに感染すると、肺炎などを引き起こすこともあります。
特に60歳以上の方は要注意!RSウイルス感染症により入院の長期化・死亡にいたることも報告されています。
*RSウイルスについてもっとくわしく知りたい方はこちらもチェック
▶︎RSウイルス.jp
予防するには
60歳以上の方に接種できるRSウイルスワクチンが昨年発売され、当院でも接種が可能です。
また生まれてくる赤ちゃんをウイルスから守るため、妊娠24〜36週の妊婦の方に接種できるRSウイルスワクチンも今年からスタートしました。
ワクチンについて気になる方は、お気軽に当院までお問い合わせください。
宇都宮内科医院
TEL 092-982-3113