一歩一歩春に近づいていますが、まだまだ寒い日もありますね。

寒い季節に多い症状はやはり「風邪」や「感染症」。
当院でも、寒くなり始めた秋頃から風邪などによる体調不良で来院される患者さまが多くなっています。

その中でも特に気になるのは「喘息」の患者さま。
喘息で通院していた方が、“症状がおさまったから”とご自身で通院や服薬を止めていたところ、風邪などの症状をきっかけに喘息が再発してしまった！という方が多くいらっしゃいます。

喘息の症状がおさまったように感じるのは、診療やお薬で症状をおさえコントロールをしているため。

次に咳が出てしまった時に症状の悪化を防ぐためにも、「体調は何ともない」「発作が起きなくなったから」と通院や処方されたお薬をご自身の判断でストップしてしまうのはやめましょう。定期的な診療を受け、疑問に思うことがあれば担当医までご相談ください。

引き続き感染症の流行も心配されるこの季節、新型コロナウイルスは社会状況的には落ち着きをみせていますが、感染し症状に苦しむ方は多くいらっしゃいます。またインフルエンザにもまだまだ注意が必要です。

基本の予防を徹底し、来たる春へ向けて体調を整えていきましょう。