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vol.13 コロナ禍で注目のパルスオキシメーター
こんにちは。リハビリ科からの「げんき通信」です。
さて、げんき通信vol.21でもご紹介したパルスオキシメーター。
二度目の緊急事態宣言に入ってからコロナ感染者の自宅療養者が増えたこともあって一気に注目度が高まっているようです。
少し追加で役立つ情報をご紹介します。
◎パルスオキシメーターで何がわかるの?
血液中の酸素飽和度を測定できる機械です。酸素は、生命維持するために、最低限必要な供給が失われないようにすることが必要です。
◎コロナ療養時になんで役立つの?
みなさんもニュースなどでご存知の通り新型コロナウイルス感染症者の中には、軽症であったり、自覚症状がなかったりしても、症状が急変する患者さんがいることが報告されています。重症化の兆しのひとつとして、酸素飽和度の変化に現れるといわれています。
◎数値の基準はどうみればいいの?
一般的に酸素飽和度93%以下の場合は、酸素投与が必要と言われています。自宅療養中に93%を下る数値がでた場合は、保健所やかかりつけ医に早急な相談をしましょう。
◎運動時の活用方法は?
無理な運動で呼吸が苦しく感じたことはありませんか?運動後、パルスオキシメーターで測定したときに、いつもより3〜5%数値が減少しているときは、運動を止めるか、負荷を調整して体に負担をかけすぎないようにしましょう。
◎どこで手にいれればいいの?
一部のドラッグストアなどで販売もされていましたが、今は品切れのところが多いようです。一部の自治体では、自宅療養者に貸し出しも行っているようです。
使い方に関しては、ぜひ、げんき通信vol.21ご参考にご覧ください。